東海地方の金融機関におけるネットワークの維持保守と開発を担当しています。
維持保守では、監視業務を通じて障害発生時に遠隔で原因の特定や対応範囲の明確化を行い、保守員の手配を迅速に進めます。社内チームやベンダーと役割分担を明確にしながら、スピード感を持って正確な情報共有を徹底し、安定した運用を支えています。
開発では、お客様のご要望に応じてネットワーク環境の変更を実施し、より良いシステム運用を実現しています。

金融機関のネットワークは、エンドユーザーの利用に直結する重要なインフラです。そのため、障害発生時の責任は非常に大きいものがあります。
しかし、障害対応でお客様に真摯に向き合い、信頼を積み重ねることで、他の案件でも相談されるようになり、名指しで声をかけてもらえた瞬間には大きなやりがいを感じます。
さらに、受付窓口やATMなど、日常生活で目にするシステムに自分の仕事が関わっていることも、誇りとやりがいにつながっています。

3年目に、初めて金融機関が加盟し利用している共同システムの更改対応を担当しました。
当初は、上司に教わりながら要件整理や調整作業を進めることで精一杯で、全体を把握する余裕はありませんでした。
しかし、1回目、2回目と経験を重ねるうちに、各工程の目的を意識して取り組めるようになり、チームメンバーの作業状況を把握したり、営業担当と連携したりと、案件全体を見渡して動けるようになりました。
今では、同規模の案件を計画から顧客説明、設計まで主体的に進められるようになり、「言われたことをやる」から「自分で考えて推進する」へと成長を実感しています。

これまでの経験を活かし、ネットワーク更改などの大規模案件で、案件計画や要件定義といった上流工程を主体的に推進することが、直近の目標です。 また、限られた期間で複数の大規模案件を並行して進める場面でも、適切に調整と判断を行い、確実に成果を上げられる実行力を磨いていきたいと考えています。 入社時から「仕事を長く続けたい」という思いがありました。将来的には、産休・育休や時短制度を活用し、仕事と育児を両立させながらキャリアアップを目指します。